６・某MJランド

絵や音などによる雰囲気作り等の演出が
けっこうプロ？並みに近いような気もしますが
自分は絵も音響も専門外なのでそこら辺はよく分かりません。
というかたぶん気のせいでしょう。

なのでとりあえずメインディッシュであるシナリオについて。

ずいぶんと繋がりがありそうでなさそうな２つ＋αのシナリオですが、
複雑に絡む…とは行かないまでも少しづつ共通点を印象付けさせ

そこをラストの１エピソードで上手く回収できている…とは思うんですが
ラストエピソードのセリフには「」の前後に発言者を推測する箇所が無いまま
淡々とセリフが交錯して進んでいく場面があり…というかほとんどそのペースで

今まで延々と読み進めて疲れ始めたであろう読み手に
発言者を見失わせて一気に混乱状態にさせて
あえて何か誤魔化そうという意図があるんじゃないかと思うくらいだった。

最終章までは主人公の一人語りだったためか問題なく理解できていたのに
一番の盛り上がりの部分での、せっかくの伏線回収？の機会を
無駄に難解、いや理解不能にしているっぽいのが痛い。