No.9 クラインポットの迷宮

カードゲームみたいな駆け引きが印象的な戦略ゲーム。


これはハマる。
たとえスキルの効果などまったくわからない初回プレイでも
一度敵にやられれば敵の手の内は大体把握できるし
自分の持っているスキルの説明をぼーっと眺めていれば
使えそうなコンボを思いついたりする楽しみもあるし。
敵の戦法を潰せるうまいスキルに気付いてホクホクできる。


それでいて敵の見た目と戦法の多様さのおかげで
クリアして次のキャラを見る楽しみをかき立ててくれる。
敵によっては使うスキルでフィールドを激変させたりと
なかなか飽きさせない展開を見せてくれて面白い。


一例
●コンボなど
・火炎弾
  →火炎弾連発で威力UP
・ファイアブラスト
  →バブルアタック でスキル破壊
・シャッフル
  →バブルアタック で火炎スキル破壊  
  →ファイアブラスト でスキル書き換え
    →敵ファイアブラスト 火炎弾威力UP
  →イビル・ワーム でスキル書き換え
    →天罰 ダメージUP
・ムーンライト・魔道士の心の連発
  →高AP衝撃波・ナマズ
  →高APサンダー(総ダメージは約AP×1.5)
  →スターピース×2〜 の交互使用でAP溜
・黄昏の宝珠
  →隕石×2で敵行動不能(敵ムーンライト不所持時)
テンペスト
  →命綱で耐える
    →敵にとどめ
・忘却の秘薬or忘却の弾丸などでスキル空欄増やす
  →最後にスターピース・サンダー等AP回数依存スキル破壊
    →サルベージ で任意スキル増殖
      →ムーンライトでAP溜めてAP回数依存の波状攻撃


●弱←強(効果・特性を封じ込めるカード)
・ライトニング←フラッシュビート
テンペスト←奪魂
・隕石←ムーンライト←黄昏の宝珠
・各種属性技←各種属性無効
・オートスキル←ディスペルorマトリョーシカ



ちなみに起動時のメモリ使用量にやや難あり。
・サンダーは敵にとどめをさした時点で終了するが
 スターピースの回復は上限を超えても続くという罠。
・各種オートスキルと使用タイミングが限られるスキルだけで挑むと
 手詰まりとは出ないが結局手も足もでないというか行動不能で詰む
・敵がAP不足で行動不能になって勝利がほぼ確定しても
 こちらが無事のまま敵のライフを削りきらないと勝てない。
・後半の敵が黄昏の宝珠をめったに所持していない上
 敵AIの殆どはこちらのAP推移を行動選択時の判断に利用しないので
 ムーンライト等を使用した高APコンボ無双状態。
など、ややシステム上の疑問点が幾つかあるが

スキル内容はどれかひとつが強すぎる事などはなく
把握している分のスキルに対抗策となるスキルが必ず存在するという
すばらしいゲームバランス。


対人戦がしてみたくなってきた。